HOME研究成果症例報告代謝異常による長大な脊髄拡散制限病変(Diagnostics. 2026;16(3):504.)

症例報告

代謝異常による長大な脊髄拡散制限病変(Diagnostics. 2026;16(3):504.)

長大な脊髄拡散制限病変を呈する症例報告がDiagnostics(IF=3.3)に掲載されました。
長大な脊髄病変を呈する疾患は稀に経験しますが、延髄から腰髄まで広範囲に拡散制限を示した症例報告は殆どありません。
通常、拡散制限病変は脊髄梗塞を示唆しますが、脊髄動脈系の支配に矛盾する領域の異常であることや白質の異常信号と灰白質の異常な萎縮が特徴的でした。
症例を丹念に検証し、メトトレキサートの服用歴、微量元素やビタミンの異常、オルニチン回路の代謝異常などを指摘し、これらの複合因子が拡散制限病変を生じさせた可能性を示唆しています。
これは極めて稀なケースとして臨床・病態の理解を深める内容となりました。

https://www.mdpi.com/2075-4418/16/3/504