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研究成果

敗血症性脳塞栓症からのバリント症候群

感染性心内膜炎が原因の敗血症性脳塞栓症に至り、偶然バリント症候群と診断された症例について、日本神経学会英文誌Neurology and Clinical Neuroscience誌(IF=0.4)に報告しました。バリント症候群は両側の頭頂後頭葉が同時に障害されたときに出現する徴候で、視覚性失調、同時失認、精神性注視麻痺が有名です。脳出血や変性疾患など様々な疾患が原因になりえますが、敗血症性脳塞栓症から認めた症例報告は世界2例目です。

 https://doi.org/10.1111/ncn3.12711