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作業療法学専攻

作業療法学専攻では、科学的にこころやからだの障がいや対応に関する理解を深め、作業療法を通して「その人らしい生活と生き方の実現」を支援できる作業療法士を育てます。

作業療法士は、日常生活の諸動作や仕事など、人の生活や人生に関わるすべての諸活動を「作業活動」として、これらを治療や援助、指導の手段として用います。そのため赤ちゃんからお年寄りまでの身体や心に障がいを持つ、幅広い年齢の方々に対して、その人が社会とのつながりを持つために重要な「作業活動」を支援することで人間性の回復を目指します。活躍できる場は、病院やリハビリテーションセンターといった医療機関を中心に、保健施設、福祉施設、地域医療現場など、今後ますます広い分野に広がることが予想されます。
本専攻では国家資格取得にむけた学内教育に加え、充実した関連施設を背景に実践的な観点から基礎医学や作業療法を学び、真に活躍できる作業療法士を養成します。

取得可能資格

作業療法士国家試験受験資格

初級障がい者スポーツ指導員資格

作業療法士国家試験合格率(全国平均)

2018年度 73.0%(80.0%)
2017年度 88.9%(85.2%)
2016年度 86.0%(90.5%)

就職内定率(短大卒業生)

2018年度 100.0%
2017年度 100.0%
2016年度 100.0%

学びの特色

学びの領域

こころとからだのリハビリテーションの学び

作業療法の対象は多岐にわたり、脳性まひや多動性障害などの発達期の障害から、脳卒中や認知症などの高齢期まであらゆる人生のステージの方々が対象になります。そしてこころ(精神機能・心理機能)やからだ(身体機能)を同時に使うことなかで「作業活動」を行われるため、対象は統合失調症や高次機能障害のような精神機能障害、心理機能障害や脊髄損傷のような身体障害を含みます。解剖学、生理学、人間発達学等の心身の構造と機能および心身の発達に係わる科目では人のこころやからだに関する理解を深めます。臨床心理学、整形外科学の臨床医学を学ぶことで障害の成り立ちとその対応法について学びます。
また作業療法の目的は、運動機能や感覚機能等の基本的動作能力から、食事などの活動を行う応用的動作能力、家庭や地域で生活に定着する社会的動作能力を維持・改善し、その人らしい生活獲得を目指します。専門科目ではこれらの能力の評価方法と社会生活を獲得するまでの治療・指導・援助方法を学びます。

教育体制

幅広い領域で精通する教員陣

作業療法専攻では、身体障害、精神障害、発達障害、老年期障害、地域作業療法、訓練ロボットなどの幅広い領域で、それぞれの臨床経験や研究経験が豊富な教員が教育活動に従事します。

多職種の理解を深める学び

作業療法士は多様なチームに関わることが求められます。本学は看護師、理学療法士、言語聴覚士の養成を行っており、「フレッシャーズセミナーⅡ」では学科をこえて授業を受け持ち、チーム連携には必要な多職種の理解を深めます。

チューター制による充実した学生支援

チューターとは、学校における生活や教育の向上を図るために、個別に助言・指導を行う教員のことです。学生一人一人に設定され学生生活や教育上の相談窓口になります。有意義な大学生活を送るために支援していきます。

授業の特徴

充実した関連施設を背景に実践的な観点から作業療法の学び

本学は、総合病院、精神病院、特別養護老人ホームなど多くの関連施設が隣接しています。作業療法専攻の授業の特徴として、関連施設や対象者に触れることできる実践的な演習を通常の授業に多く取り入れています。具体的には臨床見学を行う「作業療法概論」に始まり、2年次には演習授業に患者様を招いて行なう「身体機能評価演習Ⅰ」、また一人で臨床指導者のもと臨床実習を行なう前に、教員と伴にグループで学習する「作業療法評価実習(2年次)」、「臨床治療実習Ⅰ(3年次)」、「臨床治療実習(4年次)」があり、段階的に実践的な思考や手技を身につけることが出来ます。

豊富な臨床実習施設

関連施設のない養成校では、臨床実習ではなれた施設に一人で数週間にわたる実習を行なうことで負担が多くなることがあります。作業療法専攻では臨床実習を隣接した関連施設で行うことが可能で、通常授業と同様に無理なく実施できる環境にあります。また専攻教員は頻回に施設を訪れることができ実習状況の確認や指導を行っています。

教員からのメッセージ

川端 香

作業療法士が関わるということは、病気や怪我によって、その人の人生プランが一旦、途切れてしまったということです。その人や家族の想いに寄り添いながら、途切れてしまった人生の糸をもう一度つなぎ、豊かな生活を再獲得できるように援助する仕事です。笑顔や喜びを一緒に共有できた時、作業療法士のやりがいを感じられる瞬間がやってきます。専門的な知識や技術だけでなく、コミュニケーション能力や協調性などの社会性を身につけることも必要です。能動的に学問に向き合い、人の心に寄り添える作業療法士に育ってほしいと思います。

教員紹介

(2020年2月現在)

教員名 職位等 免許、資格 学位 主たる授業科目
石田 圭二

リハビリテーション学科長

教授

作業療法士
介護支援専門員
博士(工学)
修士(教育)

作業療法概論

作業治療学の基礎

林 浩嗣 教授 医師
日本内科学会総合内科専門医
日本神経学会神経内科専門医・指導医
日本脳卒中学会脳卒中専門医・指導医
日本認知症学会専門医・指導医
日本医師会認定産業医
博士(医学)

リハビリテーション医学診断学

リハビリテーション医学診断学

舘 清隆 教授 小学校教諭一級
中学校教諭一級
高等学校教諭二級
文学修士 英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ
月僧 博和 教授 中学校教諭一級
高等学校教諭二級
理学博士

統計学

情報科学

堀 敦志 教授 作業療法士
介護支援専門員
危険物取扱免状乙種4類
博士(工学)

老年期障害作業療法学

地域作業療法学

中根 久代 准教授 中学校教諭一級
高等学校教諭二級
中学校教諭専修
高等学校教諭専修
修士(文学) 英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ
川端 香 講師 作業療法士 博士(作業療法学)

身体機能評価演習Ⅰ・Ⅱ

高次神経障害学

熊谷 のぞみ 助教 作業療法士 修士(教育学)

身身体機能評価演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ

日常生活活動

蓑輪 千帆 助教 作業療法士 修士(教育学)

日常生活活動演習

発達障害演習

佐々木 孝次 助教 作業療法士 修士(保健学) 身体障害作業療法学演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
下川 幸蔵 助教 作業療法士 修士(教育学)

心理社会機能評価演習Ⅱ

精神障害作業療法学演習Ⅰ

酒井 涼 助教 作業療法士 修士(保健医療学)

作業療法演習

作業療法評価実習