田邊 亨

助教
博士 (保健学) 
Toru Tanabe

田邊 亨

専門分野
スポーツ理学療法
資格
理学療法士、
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー

研究テーマ

  • ・ 慣性センサおよびマーカレスモーションキャプチャを用いたスポーツ動作の現場実装型動作解析
  • ・ 超音波画像解析による筋組織(特に体幹筋)の質的評価と変性メカニズムの解明
  • ・ 機械学習を用いたスポーツ傷害(特に腰痛)の発生予測モデルの構築と臨床応用 

アスリートの動きを「現場で」科学する
― 動くスポーツ医科学センターを目指したデータ駆動型研究-

私は、スポーツ選手の腰痛や関節障害を「起こる前に防ぐ」ことを目指し、動きと身体の状態をデータとして捉える研究を行っています。その特徴は、県内外の全国トップレベルの高校アスリートの現場に直接入り、動作解析からフィードバックまでをその場で実行する点にあります。
慣性センサなどを用いて骨盤や体幹の動きを計測し、監督・コーチ・選手とともにデータを確認・解釈しながら、個々の選手に応じたオーダーメイドのトレーニングや改善戦略へと即時に反映しています。
さらに、超音波による筋組織評価や機械学習を用いた解析を組み合わせることで、身体の状態と動作特性を統合的に解析し、「どのような特徴が将来の傷害につながるのか」を予測するシステムの構築にも取り組んでいます。
このように、現場での即時的な介入と、再現性のあるデータに基づく学術的検証を往復しながら、実践と科学をつなぐ“動くスポーツ医科学センター”の実現を目指しています。将来的には、これらの技術をアプリケーションとして実装し、誰もが自身の傷害リスクを評価し、適切な対策を取ることができる環境の構築を目指しています。