東京2020パラリンピック車いすテニス競技会場にてトレーナー活動を行ってきました。
2021年9月13日
リハビリテーション学科 理学療法学専攻 久保下亮 講師が、2021年8月24日~2021年9月5日に開催された東京2020パラリンピックにて、理学療法士(PT)として出場選手をサポートをしました。
TOKYO2020 Paralympic Wheelchair Tennis 競技会場フィジオを経験して
今回,東京2020パラリンピック車いすテニス競技会場のVenue Chief Physiotherapist(PT主任)として会場フィジオルームにて14日間のトレーナー活動を行ってきました。会場フィジオの責任者として,2019年から準備に取りかかり大会本番を迎え,大きなトラブル等も発生せず大会を終えることができたことに喜びを感じています。
大会期間中は,各国の出場選手のケアはもちろんのこと,各国の選手やコーチ,スタッフからの要望に対しスムーズな対応に心がけて活動しました。そして大会時期を考慮し,暑熱対策と新型コロナ感染症対策のため,メディカルスタッフ(医師,看護師,フィジオ)と大会組織委員会,ITF(国際テニス連盟)スタッフとの連携を密に取り,万全を期するための準備と行動を徹底的に行いました。
この東京2020パラリンピックはコロナ禍での開催であり,大会期間中の活動に細心の注意が必要でした。よって,フィジオスタッフ27名はチーム一丸となり,より安全なトレーナー活動に邁進しフィジオルーム運営にあたりました。このパラリンピックを通じて得られた経験や素晴らしいスタッフとの出会いを,今後の活動に生かしていきたいと思います。
競 技:Wheelchair Tennis(車いすテニス競技)
活動場所:有明テニスの森
活動期間:2021年8月22日~9月4日
役 割:Venue Chief Physiotherapist(PT主任)
本学同窓生の蛯江トレーナーと一緒に
センターコートにて
有明コロシアム(センターコート)