DWIBSによる大動脈炎の可視化
MRIのDWIBSという撮像法による大動脈炎を可視化した報告がDiagnostics(IF=3.0)に掲載されました。
DWIBSはこれまで、悪性腫瘍の診断やステージングに用いられ、PET-CTのような画像を作ることができます。しかし、PET-CTは高額な核種を用いること、被爆の問題があること、炎症の診断には適応がないことなど課題が多くあります。
DWIBSはMRIで保険適応にもなっているため、安価で被爆がないなどの利点が多くあります。今回、炎症反応は高値であるものの、Focusが不明の方にDWIBSを用いて大動脈炎の診断を得ました。
この報告はDWIBSの有用性や適応範囲を拡大させる報告となりました。